須磨海岸オーシャンビューと史跡をめぐる浜辺歩き
令和6年10月15日
10月も半ばを過ぎるというのに、日中の気温が25度を下回らない夏日が続く今日この頃、季節外れの彼岸花が満開です。そんな暑さをものともせず14名の方々が定刻の10時に集まりました。その面々と垂水駅を跡にして駅前にそびえる「海神社」の赤い大鳥居をくぐるといよいよ今日のウオーキングのスタートです。
最初に現れるのは神戸市の垂水下水処理場です。およそ1.5㎞はあろうかと思われる長大な施設です。一般に無料で開放された諸々の施設が処理場本体の周囲に点在します。今日はそのうちの数か所を訪れます。
動植物が自然の状態で生息できるように造成された池(ビオトープの池)ではメダカが群れを成して泳ぎまわっています。もちろん水は処理水です。次に向かったのは淡路島、明石海峡大橋が眼前に広がり2人で愛を誓うのにピッタリのその名も「恋人岬」。まだまだ周知されていないのか、愛を誓った証拠の南京錠の数がまだ数えるほど・・・。そしてここも処理水を利用した50×400mはあろうかと思われる人工池「なぎさの池」。カルガモや錦鯉が泳いでいます。
下水処理場を後にして車の行きかう国道2号線を歩きます。途中で佐川満男の邸宅を見つけたり、店頭の自販機の納品作業中の赤いルートカーに出くわしてなんだかうれしくなりセールスマンに声がけしたり。(爺さんに声をかけられて迷惑だったのでは・・・)。
お昼丁度に須磨浦公園に到着。早速展望広場でランチタイムです。白い航跡を残しながら行きかう大小の船を眼下に見下ろしながらの昼食はまた格別です。
休憩の後山を下ります。その昔、須磨の海岸に陣を張った平氏をまさかの背後から坂を駆け下って攻撃し勝利した源氏の戦いぶりをしのびつつ、我々もつんのめりながら坂を下りました。
昔は源平の古戦場、今は海水浴場として有名な砂浜に到着です。広すぎて端っこが見えません。端っこまで2kmはありそうな海岸線をウオーキング開始です。砂浜を踏みしめながら歩くと翌日足の筋肉が悲鳴を上げそうなのでコンクリートの遊歩道を歩きます。最盛期には人で溢れかえるであろう砂浜も今は日光浴をする人が数人寝そべっているだけです。
端っこにある須磨海浜水族園に到着です。園内からシャチがダイビングするたびに上がる水しぶきを浴びて大喜びする観客の歓声がここまで伝わってきます。機会があったらスマスイにぜひとも入園してシャチの水しぶきを浴びてみたいものです。
次回は11月12日(火)「古都京都洛東紅葉狩り」です。
京都地下鉄 蹴上駅 午前10時集合