灘営業所跡と灘の酒蔵巡り
2024年9月17日
秋分の日も間近な9月も半ばというのに、太陽の照りつける炎天下での爽歩会実施となりました。
阪急「六甲駅」に集合したのは13人。今日、最初の目的地「旧灘営業所」を目指して熱中症対策のため、なるべく日陰を選んでウォーキングのスタートです。
六甲の山並みを背にして55年前の記憶と照らし合わせながら、なだらかな坂道を海に向かって下ります。「灘区大石東町2丁目」電柱の住居表示を確かめて灘営業所の場所を特定しました。そこには見上げるばかりの高層マンションがそびえていました。懐かしさと残念が入り交じった複雑な気分です。
気を取り直して今日のもう一つのテーマ「灘の酒蔵巡り」へ再スタートです。
今日歩くのは神戸市灘区から西宮市今津まで続く灘五郷のうち西郷、御影郷そして魚崎郷と呼ばれる神戸の三郷です。
まず訪れたのは西郷にある「沢の鶴」です。
資料館の中には江戸時代から使われていた三段仕込み用の桶など貴重な酒造り用具が多数展示されています。一通り見学が終わったら隣接するショップへ。
ここでしか買えない限定酒などもあって酒好きには、あれもこれも欲しいお酒が一杯展示即売されていています。ここで先方の用意してくれた試飲用の清酒と梅酒を頂いて次へ向かいたいところですが丁度お昼。昼食とします。
昼食のあと、甲南漬けで有名な「甲南漬け本店」のショップに立ち寄ってお買い物のあと「神戸酒心館」福寿で又、試飲。炎天下を歩いてきて冷房の効いた店内で頂くお酒は五臓六腑に染み渡ります。
次に向かったのは「さけは、はくつ~る~」でおなじみの「白鶴酒造」。昭和40年頃まで稼働していた大正初期建造の酒蔵をそのまま再利用した資料館を見学して、限定酒やオリジナルグッズの並ぶショップで又々試飲。
歩いては試飲、又歩いては試飲の繰り返しでこのままいくと「ほろ酔いウォーク」になりそうなので残念ながら今日はここで終了、解散です。
次回は10月15日(火) JR垂水駅10時集合「須磨海岸と史跡巡り」です。多数のご参加をお待ちしております。