京の新選組の史跡巡りと京都駅ビル空中径路
2023年10月21日(土)
「爽友会」と染め抜いた赤い小旗を先頭に18名の隊士が整然と大宮の駅を市中探索の為、出立したのは定刻の午前10時のことであった。
歴史小説風の書き出しがぴったりな、だんだら文様の羽織姿の新選組隊士が現れてきそうな雰囲気のある町並みを眺めながら、歩を進め、まず向かったのが浄土宗の「光縁寺」ここは新選組の墓所がありますが、門内は公開されていません。門前から拝んで、次に向かったのは壬生屯所のあった「旧前川邸」(大名に金貸しをしていた両替商)ここも邸内を公開していないので、新選組の隊士が出入りする様を想像しながら門構えをじっくり眺めたあとは、隣接する「壬生寺」へ。
ここは壬生屯所から直近なので、新選組が境内を兵法訓練場としていた律宗の寺院です。
この広い境内を新選組隊士になったつもりで、実感しようとしましたが、今日は幼稚園の運動会で黄色い声援が飛び交っており、残念。
そこで同じ境内にある「壬生塚」を拝観することに、ここには隊士の墓や近藤勇の胸像が立っていますが、今年新たに新選組結成160年を記念して土方歳三の胸像も加わりました。
壬生寺を出てJRの高架下を次の目的地「梅小路公園」に向かいます。途中、スーパーで昼食用のお弁当や飲み物を調達して、新選組が通ったと言われる旧花街・島原の国の重要文化財である角屋(すみや)の外観をじっくり眺めて、公園に到着です。
この公園のベンチで和気あいあいのランチタイム。
次に目指すのは京都駅。一駅分の距離なのですぐ到着。ここで解散ではありません。最後にとっておきのサプライズ!
過去のハイキング企画の集合、解散駅に再三登場する京都駅。ですが、駅ビルのあの大階段の最上階に穴場スポットがあります。「京都駅ビル空中径路」です。いつもは見上げてばかりの京都タワーを横から観察できます。京都市街の眺望も山の上からとはまた違ったものがあります。京都タワーのある北側の眺めを堪能したら今度は南側にも回れます。これがタダとは・・・!
と言うことで、ここで解散です。参加された皆さん、お疲れ様でした。
熊に出会いそうな山歩きも醍醐味ですが、今日みたいなスニーカーで参加できる街歩きもありではないでしょうか!?
次回は11月18日(土)「紅葉の嵐山から奥嵯峨巡り」です。
JR嵯峨嵐山駅 北口 AM10:00集合です。
皆さんのご参加をお待ちしています。