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5月の旅 宮林 勉様

5月の旅

宮林 勉

【日 程】      2023年5月3日~7日      4泊5日

【旅 先】      『馬鹿と煙は高いところへ登る』ことわざ通り

        日本国道最高地点と長野県の温泉めぐり

 

■1日目   諏訪大社下宮秋宮で旅の安全祈願し諏訪湖が一望できるスポット立石公園で1回目のシャッターを切る

4月末に冬季通行止めであったビーナスラインを目指す

途中、私が通過した翌日に山火事が起こった霧ヶ峰高原から八ヶ岳連峰・南アルプスを眺めて標高2000㍍の美ヶ原高原のシンボルである『美しの塔』まで探索

今夜の宿は白樺湖畔 天然温泉のある小さな宿 サワジュール この宿は以前から気になっていた宿で前回訪れたとき下見済 温泉は岩風呂と桧風呂があり24時間入浴可能 夕食は前菜・スープ・魚料理・肉料理・デザートとメニューを見る限り今夜はワインをワンボトル飲み切ってしまった

朝食は白樺湖を観ながらスープ・卵料理・サラダ・4種類の焼き立てパン・珈琲 旨かったこれで1万円コスパなペンション

 

■2日目    早朝に白樺湖畔から富士山が見える富士見台まで散歩

朝食後、嬬恋パノラマラインを走って大渋滞を覚悟し群馬県草津温泉を目指すやはりGWのため大渋滞

王道の西の河原公園から湯畑へ どこがコロナ禍やと言うほど観光客の多さにびっくり

草津温泉から別世界に来たようなトリップ感を味わえる

志賀草津高原ルート

今回旅の目的地『日本国道最高地点標高2172㍍』渋峠に到着 ここの空気は下界の75% 活火山の白根山・雲海の向こうの残雪の北アルプス・草津温泉全景など眺望抜群雲上のパノラマウェイをクルージングができ気分爽快

今夜の宿は野沢温泉 この温泉地には30余りの源泉があり自然湧出の弱アルカリ性、掛け流しの100%天然温泉、温泉街には13カ所の外湯(共同浴場)があり自由に無料で(本来は寸志)利用できます 観光客の老若男女も沢山利用されており私も6カ所入りましたが高温で1回2~3分程度しか入られない

朝6時から7時までここの風物詩、朝市で地元特産品などを買い求められます

私もここでしか買えない本場の無添加の野沢菜を買いました

(浅漬け・晩秋漬け・ビール漬け) ご飯がすすむ

 

■3日目   今日は戸隠神社を目指すが戸隠エリアは大渋滞どの駐車場も満車、ところてんの様に後方から押し出されるように目的地にたどり着けず次の飯綱高原エリアのビューポイントで戸隠連峰や北アルプスの圧巻な眺望がひろがる景色に感動しシャッターを切りまくる。

その後、野尻湖経由で今夜の宿渋温泉へ移動中14時42分ごろ(25日長野県中野市4人殺害現場周辺)信号待ちしていると前の車も私の車も揺れて『なんやろう?』と思い宿にチェックイン

女将から石川県珠洲市で地震があり『怖かったですね』と知った次第です

 

■4日目   今日は先日地震があった100㌔手前 能登半島千里浜なぎさドライブウェイへ 過去にバイクツーリングで走ったことがあるが今回は車で走行 30数年前一人の観光バス運転手が広々とした波打ち際を思いきり走れたらと空バスを試走させたのがデビューにつながったらしい言い伝えがあるよう

今夜の宿は金沢市の温泉天国・美味三昧・身も心もほぐれる・ 夢の国キャッチフレーズの宿にお世話になります

24時間営業で早朝から客の多さにびっくりの天然温泉健康ランドでした

 

■5日目   朝から大雨で今日は帰るだけ

今回の旅行中に霧島高原での山火事・珠洲市の地震渦中であったが美しい風景を観て・いい温泉に入り・地産地消の美味しい料理を食べてストレス発散 又明日から仕事に励むぞ 

5日間で1500㌔の走行でした

 

 

【日 程】      2023年5月19日~21日          2泊3日

【旅 先】      神秘の郷 天川村(奈良県)から滝原温泉ほたるの湯(和歌山県)

 

■天川村     全国旅行支援の対象都道府県が少なくなった中で奈良県が5月でも対象になっていたので今回この宿にお世話になる

チェックイン時『ベッドが良いか和室が良いか?』と問われベッドと言うと別館1号へ案内され、宿と全国旅行支援クーポンの説明を受けてまたまたびっくり『この家お一人でお使いください』と一軒借りでした(洋室ツイン1室 他に和室5室ある家)

もともと、この宿は1日2組しか予約を取らないようで別館1と別館2がある。

しかし今日は間違いがあり3組になったため本館も使っているとの説明

夕食にここの名物『味噌鍋』を注文したがテーブルの料理は郷土料理、女将に指摘すると3組目の客と間違ったよう、味噌鍋は又の機会にお預けとなる

人けのないこんな大きな家で夜一人過すのは男ながら少し恐怖心があった

翌日、円空仏がまとまって群像として残っている【栃尾観音堂】天ノ川に注ぐ、弘法大師ゆかりの滝【不動滝】

日本三大弁財天の筆頭・大峯本宮とされる霊感あらたな古社の【天河大辨財天社】

私はTV浅見光彦シリーズで見ただけ 等々歴史ロマンの郷を巡りました、しかし道路はやはり獣道で譲り合いの精神で運転しなければいけない県道であった

 

■和歌山城      今回は天守閣以外の①御橋廊下と天守閣 ②二の丸庭園からの天守閣 ③本丸御殿跡からの天守閣 ④岡口門よりの天守閣を観るため城の外回りを一周し、以前観た和歌山城とは違う城を知ったようです

 

■滝原温泉ほたるの湯

今夜の宿は先月予約しキャンセルした宿に再挑戦

阪和自動車道広川南ICから10分程度にある澄み切った山々の深い緑と小川のせせらぎの中にある日帰り温泉に宿泊施設がある宿です

泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉でPH8.7 でツルツル6月には露天風呂からホタルが飛び交う幻想的な光景が観れるよう

 

■翌日は龍神スカイラインから高野山奥の院   経由で帰る予定で宿から龍神温泉手前まで行ったが龍神スカイラインがけ崩れがあり通行止めを知り、仕方なくUタウンし清流日高川・みかん畑・ダム湖など自然な豊かなアップダウンのある峠道の424号線を有田ICまで爽快に走り抜け最高の気分であった

今回の走行540㌔

         

 

【日 程】      2023年5月27日~28日          1泊2日

【旅 先】      山陰海岸ジオパークと城址めぐり(鳥取県)

 

■お城山展望台 河原城(別名 若鮎城)

シンボルタワーで城内は河原町の情報館になっている、天守閣のテラス展望台からは鳥取砂丘から中国山地の山なみが一望できる65歳以上は無料

 

■若桜鬼ヶ城跡

国指定史跡で若桜宿を見下ろす標高452㍍に築かれた山城

獣道を登り駐車場から更に15分ほど熊ベル装着して登城。

 

■不動院岩屋堂

日本三大投入堂(鳥取の三徳山 数年前私が登堂時TV放映に出演したところ、大分県の龍岩寺)ひとつの国の重要文化財に指定。

 

■鳥取城跡

日本にかくれなき名山に築かれた城であったが現在は久松公園として親しまれているようで、見どころは国指定重要文化財

白亜の洋館【人風閣】・石垣がはらみ出しそれを崩落防止のため築かれた球面石垣【天球丸巻石垣】などが他の城にはない見どころ。

 

■山陰海岸ジオパーク

風光明媚な浦富海岸は洞門・洞窟・白浜の浜など様々な地形が観察でできる地形博物館、今夜の宿も浦富海岸にし夕食はサザエ・ホタテ・イカ・タイ・シロハタ・カニ・エビタ・他など炭焼きを美味しく頂き【千貫松島】【はさかり岩】奇岩や港町を満喫しました。今回の走行580㌔

最後までご高覧頂きありがとうございました。