2022年12月10日
年忘れ万歩ハイキング 京都巡り
例年より温暖に恵まれた本日の万歩ハイク参加者は22名、西は播州、南は紀見・泉州方面から馳せ参じて頂きました.
先ずは下賀茂神社へ、静寂の境内は葵祭で繰り広げられる流鏑馬神事の馬場に欅・楠の巨木聳え立ち、足元には落ち葉が積み重なり、往年のチヤンバラ映画全盛期のロケ地で『アラカン、錦チヤン』が……。お馴染みの名場面が沢山撮影されてました。愈々本殿前では、結婚式・お宮参り・俄か仕立ての着物姿の観光客が大行列のため、参加者自身の干支参りの祠は、遥拝で我慢して、次なる若狭鯖街道終着地出町桝形商店街へ向かいました。此処も観光客で超満員でした、特に『豆餅フタバ』は最悪長蛇の列、次ぎに京都御所は九門警備で有名な石薬師門から入り、静寂につつまれた異次元の区域へ入り明治天皇(幼名、祐の宮)が産湯を使った中山家跡、公家姉小路公の暗殺現場跡や近衛邸跡を見学して、新築の中立売無料休憩所にて弁当派・ランチ派に分かれて昼食タイム。
午後は空港検査よろしく手荷物検査を受け、認識表を首からぶら下げて禁裏御所へ入場、檜皮葺の荘厳な建物が眼前に迫る迫力は素晴らしく、紫辰殿前では雛段飾りを彷彿される光景に目を見張り、明治維新まで天皇が生活の場にされていた処を垣間見た感じでした。
また中庭周辺の蹴鞠の場は、深山幽谷の世界で『お盆の送り火大文字の投影が杯に反映され召しあがる』と云う優雅なお庭まで見学しました。
小御所を後にし、梅園・桃園・桜園の苑道を通過して繁華街の喧騒を生垣ひとつ、隔てた美園内を、散策して烏丸丸太町へ至り次年度の再会を約して解散致しました。