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京都琵琶湖疏水・歴史探訪

2022年10月22日

京都琵琶湖疏水・歴史探訪

 

 秋晴れの空の下、本日の集合地JR山科駅に参集された方々へ今日のコース説明を始めた処、途中まで一緒の大阪方面からの参加者が見当たらないとの申し出でがあり、御自宅に連絡しましたところ『出先からの音信が不通』と連絡があり、

暫く集合地にて待機していたところに本人から集合場所を勘違いして『京都駅で下車した』との返事が…。

折角の、行事参加がフイになり気の毒な結果でしたが、確認をしっかり行う必要性を、全員認識で新たにしました

 本日のコースは、今から150年前、奠都(てんと:都を定める) 遷都では、(都を移す)ではありません。京都の人口が、奠都で三分の一に激減し、戊辰戦争で御所周辺も焼け野原になり、政権交代で江戸の武家屋敷藩邸が多数空き家状態になり、家屋を失った各宮家・商家まで東京へ移住する始末! [冷泉家のみ残留し現在に至る]

冷え切った京都の街を何とか活気付かせる為に、北垣国道知事が若干21歳で工部大の田邉朔郎技師を起用して、延400万人の作業員と府の2年間分の予算を使い、5年間で全て手作業を日本人のみで完成しました。水運・水道・発電を行い

衰退した京の街を大きく発展させ現在に至る痕跡を、説明を交えて疏水沿を歩きました。

天智天皇稜脇の日本初のセメント橋で記念撮影し、お食事タイムに楽しい時間を過ごし、御陵越えで大文字登山口へ向かい南禅寺水路橋から蹴上へ、インクラインを始め第二疏水の分水場から、70年振りに復活した疏水船乗り場等を見聞して、地下鉄蹴上駅で解散。

 

 次回は、11月26日10時阪急箕面駅集合  紅葉真っ盛りの、箕面大滝を、目指します。