先月は西 九州の旅第二弾をご紹介させて頂きました。
今月は東 富山県、石川県の黒部渓谷トロッコと日本の滝百選を巡ってきましたのでご紹介させて頂きます。
■今回の観光ポイント
①日本の滝百選 富山県 称名滝 富山県立山町
駐車場から滝まで1200㍍の登りの遊歩道で25分結構きつい
立山連峰を源流する落差日本一(350㍍)の大瀑布で4段に折れて流れる滝。写真では5段ですが5段目の滝壺の深さが認定されてないので今は4段。
写真の右隣りの細い滝は春の雪解け時や大雨の後だけに見られる『ハンノキ滝』(落差500㍍)でこの日はラッキーでした。
②親不知子不知(おやしらずこしらず) 新潟県糸魚川市
言わずもがなですが、今現在は断崖の下までは降りる事が出来ないので現地に設置されている模型で説明させて頂きます。
かつて越後国と越中国の間を往来する旅人は、この断崖の下にある海岸線に沿って進まないといけない最大の難所、波間を見計らって狭い砂浜を駆け抜け、大波が来ると洞窟などに逃げ込んだが、途中で波に飲まれる者も少なくなかったと言われ箇所。
『親不知』の名前の由来は断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることからこの名が付いた説もあるようです。
プラタモリのロケ撮影もあったようです。
写真番号②は波除観音
波に愛児をさらわれた母が観音様に祈ったところ、打ち返す波に乗って子供が帰って来たので祀られた
写真番号⑤大懐 ⑥小懐 ⑦大穴 ⑧小穴
天然の避難所がいくつかあり、多くの旅人を救ってくれた、ある旅人がここに逃げ込み荒波がおさまらず一週間も出られなかったことも
写真番号④は明治16年新道開通を喜び記念して刻まれた
如砥如矢(とのごとく やのごとし) 砥石のようになめらかで矢のようにまっすぐである意味らしいです
③黒部渓谷トロッコ 富山県黒部市
黒部市宇奈月駅から欅平駅まで20.1㌔を1時間20分で黒部渓谷沿いに沿って走り抜ける秘境ムード漂うトロッコ電車
昔は『便乗の安全については一切保証致しません』と書かれた乗車証が発行されていたよう
往復オープン型客車で3960円
●宇奈月駅を出発後最初の鉄橋は新山彦橋 上り電車が来るか下り電車が来るかシャッターチャンスは1時間程度に1回 それも鉄橋通過時間んほんの2分程度 一眼カメラで撮るかスマホで撮るかOSMP(小型カメラ)で撮るか迷っている間にトロッコは去っていく
●後曳橋は沿線でも最も峻険な谷に掛かる高さ360㍍のスリリングな景観はまさに圧巻 機関車と橋脚色のバランスも絵になります
●人喰岩 岩壁が大きく口を開き、人を飲み込むように見える歩道
●河原展望台・足湯 奥鐘山・名剣山・奥鐘橋が見渡せる河原展望台、足湯につかりながら帰りの乗車時間の調整を
トロッコの営業期間はゴールデンウィークから11月末迄です
トロッコにはトイレの設備がないので出来る限り10月位までに乗車するようにお勧めします
私は念のため100円ショップで買った携帯ミニトイレを持って乗りました(当然使う事はありませんでした)
④ 岩瀬家 富山県南砺市
皇室(秋篠宮殿下家族)も訪れた国指定重要文化財岩瀬家
朝9時開場1番乗りに訪問 大居に通され囲炉裏を囲んでお茶の接待を受けて岩瀬家の説明を受ける。その後若奥さまが1階のアテンド
1階2階は居住場所3階から5階は養蚕の作業場 床は階下の炉から暖をとり、風通しをよくするため床板は透かしの目皿に工夫している
⑤白山白川郷ホワイトロード 石川県~岐阜県
岐阜県白川村と石川県白山市を結ぶ全長33.3㌔標高1736㍍までの山岳観光道路
私は4回目の走行、今回は災害で道路封鎖の為石川県から入場できず岐阜県白川郷から入場し中宮料金所で折り返し通行。この観光道路は二輪車は危険なため通行禁止になっている。
●白川郷展望台 見晴らし天空 標高1230㍍ 木製デッキから立山連峰の山並みが素晴らしい
●ふくべいの大滝 落差86㍍ 今まで観光客が多かったが今回は私一人でこんな写真撮ってみました(駐車場からすぐ)
●日本の滝百選 姥ヶ滝 駐車場から往復35分 350段の階段に挑戦 野猿が多いので気を付けながら渓谷沿いを滝まで頑張った甲斐がありました 親谷の湯は川底から出る温泉を利用した露天風呂から老婆が白髪をふり乱しているように流れる姥ヶ滝を観るつもりでしたが湯が貯めておらず残念
■今回お世話になった宿
① 旅館 城山荘 富山県朝日町
じゃらんネットで『泊ってよかった宿大賞(夕食)』を受賞している宿
夕食は富山湾のお魚と、自家栽培の有機野菜と、現地の名物たら汁などリーズナブルに朝食もぬくぬくだし巻き旨かった 瓶ビル大500円 安い 年金暮らしの私には助かります
② 五箇山温泉 赤尾館 富山県南砺市西赤尾町
チェックイン時サプライズ 2000円のお土産クーポンを頂く
上記した岩瀬家の目の前の宿、ここに皇室(秋篠宮殿下家族)がお泊りになった宿、24時間入浴可能のカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉の泉質 夕食も 五箇山御膳 虹鱒と五箇山とうふのお造り、岩魚の塩焼き、自家製三菜の佃煮、富山県産氷見牛の陶板焼き、手打ちそば9品から10品 すべて旨かった ビール大瓶880円 城山荘と大違い
今回の旅初日600㌔今までで最高の走行 3日間で1000㌔これからこの方面は豪雪で車ではいけない最後のチャンスでした。
次月からは西方面を目指し健康寿命を延ばすように楽しみたく思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。