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「天保山」「昭和山」の低山巡り

2022年5月 四季の爽歩会

 

          「天保山」「昭和山」の低山巡り

                                2022年5月21日

 大阪メトロ「大阪港駅」から今回の参加者18名で、まず最初の目的地「天保山」の登頂を期してスタート。

約10分で天保山公園に到着。目の前の小高いところが目指す「天保山」かなと思ったら、そこから少し下がった安治川岸に「日本一低い山 大阪・天保山山頂」の看板とそのそばに二等三角点が埋設されていた。

「えっ ここが山頂・・・?」築かれた当初は20mあったものが明治期に削られて7mに、さらに地盤沈下で現在の4.53mに。

仙台市にある「日和山」(ひよりやま)が東日本大震災で3mに地盤沈下し、「天保山」は日本で2番目に低い山となった。

残念・・・!

尻無川に架かる全長1,740mのアーチ状をした「なみはや大橋」を利用して港区から大正区へ。中央部の高さは水面から約45mもあり、両端は急勾配。あえぎながら最頂部に到達。そこから通天閣、あべのハルカス、大阪のビル群、周辺の生駒、葛城、六甲連山等の山並み等々、眼前に広がる360度の眺望を満喫。

そこから昭和山までは「ひたすら歩くコース」と「らくらくコース」があるが選んだのは後者。渡船を利用して距離、時間を節約。今回利用するのは、大阪市内に8つある渡船の一つである「千歳橋渡船」。これらの渡船は「交通手段」ではなく「道路の代用」なので、切符売り場もなく無料で乗れる。あっという間に対岸に到着。

これから登る昭和山は標高33m。地下鉄工事の残土を盛って作られた大阪市内

第二の高峰。周辺は「千島公園」としてよく整備されており四季折々の花が楽しめる。弧を描くような遊歩道を登って山頂に到着。ここで「大阪八低山」イチの絶景を楽しみながらランチタイム。下山後解散。お疲れ様でした。

 

次回は9月17日(土)午前10時 阪急 四条大宮駅に集合 “司馬遼太郎「燃えよ剣」映画化の史跡を訪ねる”です。

皆様の参加をお待ちいたします。