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秋の三尾を巡り清滝へ

錦秋の高雄から保津峡へ

 

  紅葉見物の人々で大混雑する京都駅中央広場に13名が集合しました。

周山街道の入り口『紅葉の名所 高雄』を目指しJRバス乗り場へ行くと、バス停には長蛇の列で積み残しの心配がよぎりましたが、増発ダイヤに全員着席乗車出来ました。1時間にも及ぶ乗車中に市内観光が始まり、西本願寺・二条城・平野神社・龍安寺・仁和寺等々を経て、高雄の清滝川沿いに下り、頭上には錦絵の様な紅葉が美しく、長距離移動を癒してくれました。

愈々ハイキングコースに入り、北山杉と紅葉が織りなす錦雲峡と高雄バットレス(巨大な一枚岩壁)を、目の当たりにして迫力のある美しさに感嘆の声が思わず上がりました。

 昼食場所は、奥嵯峨コース分岐点の河原でいただき、清滝とカメさんコースはお別れして、保津川との合流点の落合へ。

2時間ドラマの舞台で、お馴染みの朱色の橋とトンネル・鑑識シーンの河原等が有名な清流があり、そこでは舟下りが通過していく人々と、手を振り合う楽しい時間が持てました。

 そして不安定な吊り橋の向うに旧山陰線保津駅が見え、それはトロッコ列車の保津峡駅でした。ダイヤを確認したところ、

40分程の時間待ちでしたが奇跡が起こりました。突然トロッコ号がトンネルから姿を現わしたので全員びっくり!

満員の列車から手を振る人と和みながら、JR保津峡駅へ向かいました。

日頃静かな無人駅周辺はハイキング客でごった返し賑やかな中、マスク越しに解散宣言を発し、次回再会を約しました。