万歩ハイク『都の鬼門と義経記の鞍馬山縦走』
本来ならば二ノ瀬ユリ道を走破する予定で案内していましたが、相次ぐ台風で倒木・崩落の為にコース変更し、貴船口から鞍馬山縦走を案内致しました。
叡山電鉄出町柳駅から参加者14名は、9時43分の列車に全員着席出来、雲量ゼロの快晴の洛北路を貴船口駅へ…。駅からは貴船川沿いに料理旅館街を抜けて都の水の神様貴船神社へ。
大勢の内外観光客と順番待ちで並び参拝し、鞍馬寺西門から急登の階段を踏締めて魔王殿に至り、不動堂前広場にて昼食。以前は昼なお暗き所でしたが、台風で大木が倒れて不動堂まで全壊の憂き目に遭い、至る所に太い切り株が林立する広場に変わり驚く。下りに入り木の根道(2億年前に海底隆起の岩盤の上に樹木の根が地表近くしか張れない状態)に分け入り足場の悪さに閉口し、愈々本殿金堂に到着。 洛北の最深部の山々が眼前に迫り幽玄に浸る。
そして、洗心亭横からは美しい石段を下り鞍馬火祭りで有名な由岐神社大門・仁王門を経て無事に叡山電鉄自慢の『きらら号』に始発駅から全員着席状態で少し色づく紅葉のトンネルを天窓越しに眺めて恭悦至極の内に出町柳駅に到着し解散致しました。